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BASIピラティスの口コミや評判は?気になる料金やスクールの雰囲気を徹底解説

ピラティスインストラクターとして自信を持って活躍するためには、ピラティス資格の取得が必要です。
しかし、多くのピラティス資格があるため、どの資格にしようか迷う人も多いのではないでしょうか。
この記事では、BASIピラティスの概要や魅力、コースの内容などを詳しく紹介します。
ジャンプできる目次
BASIピラティスとは?
BASIピラティスは、ジョセフ・ピラティス氏が生み出した本家のピラティスに科学的要素を取り入れたメソッドです。
PMA認定資格となっているので、世界で通用する国際資格を取得したい人におすすめできます。
ここでは、BASIピラティスの概要を詳しく紹介します。
世界で通用する国際資格
BASIピラティスは、ラエル・イサコウィッツ氏によって設立された団体です。
BASIピラティスの「BASI」は「Body Arts and Science International」となっていて、名前の通り科学的知識を取り入れたメソッドとなっています。
BASIピラティスは世界40カ国以上で展開されておりPMA認定資格にもなっているので、信頼性が高く、世界で通用する国際資格を取得したい人におすすめです。
理学療法士やプロも学ぶ質の高いカリキュラム
BASIピラティスはカリキュラムの質の高さから、理学療法士や現役のフィットネストレーナーなどプロの人にも人気のある資格です。
BASIピラティス公式サイトによると、資格コースを受講している人は30代〜40代が多いです。
その中でも、6〜7割は会社員や主婦の人、2〜3割はフィットネストレーナー、1〜2割は理学療法士や整形外科医などの医療従事者となっています。
このように、BASIピラティスはフィットネストレーナーや医療従事者のキャリアアップとしても選ばれる資格です。
国内でも幅広いエリアで受講可能
BASIピラティスの養成コースは、全国の主要都市で開催されています。
BASIピラティスのコースを受けられる地域は以下の通りです。
北海道 | 札幌 |
---|---|
岩手県 | 奥州 |
東京都 | 代官山 |
兵庫県 | 神戸 |
愛知県 | 名古屋、岡崎 |
BASIピラティスは基本的に通学タイプの授業となるので、行きやすい場所を選びましょう。
BASIピラティスの資格コース一覧
BASIピラティスでは、マットピラティス資格に当たる「ファンデーションコース」、マシンピラティス資格に当たる「グラデュエイトコース」の2つの資格コースを提供しています。
ここでは、各コースを詳しく紹介します。
ファンデーションコース
1つ目は、ファンデーションコースです。
BASIピラティスのファンデーションコースは、マットプログラムに加えて、リフォーマー、キャラデック、ウンダ・チェアー、ペッド・ア・プルなどのマシンを使用したエクササイズも学べます。
初級から中級レベルの資格コースとなっています。マシンエクササイズもモジュールの中に入っていますが、メインはマットエクササイズです。
マット資格はピラティスインストラクターになる上で最も基本的なものとなっているので、初めてインストラクターの資格に挑戦する人はファンデーションコースを受けることになります。
ファンデーションコースでは、6時間×6日間のファンデーションコースを受けた後、筆記試験と実技試験を含むマット認定試験を受けます。
グラデュエイトコース
2つ目は、グラデュエイトコースです。
BASIピラティスのグラデュエイトコースでは、リフォーマー、キャデラック、ウンダチェア、ラダーバレル、スパインコレクター、F2スパインコレクター、F2アームチェア、ペッドアプルや、小道具を用いたエクササイズを学べます。
そして、インストラクターとして活躍できるように、指導に関する専門的な知識もモジュールに含まれています。
また、グラデュエイトコースは、先に述べたファンデーションコースを修了した人しか受けることができません。
グラデュエイトコースでは、6時間×6日間のグラデュエイトコースを受けた後、実技試験を含むマシン認定試験を受けます。
コンプリヘンシブ資格コース
3つ目は、コンプリヘンシブ資格コースです。
コンプリヘンシブ資格コースは、マットとマシンどちらも修了するコースを指します。
BASIピラティスのコンプリヘンシブ資格コースは、ピラティス業界で最も厳しいコースと言われているので、このコース修了するとインストラクターとしての自信がつくでしょう。
受講の流れはファンデーションコースとグラデュエイトコースを合わせたもので、マシン認定試験を受けた後に、リサーチペーパーを提出します。
リサーチペーパーは、さまざまなピラティステーマの中から小論文を執筆します。
リサーチペーパー作成に役立つガイドラインを提供してくれたり、卒業生がこれまでに提出したピラティス論文も閲覧可能だったりするので、サポート受けながら課題を進められますよ。
資格取得までの流れと試験内容
次に、BASIピラティスの資格取得までの流れと試験内容を解説します。
BASIピラティスでは、モジュールの他に課題やリサーチペーパーの提出が必須となっており、充実したカリキュラムとなっている点が特徴です。
カリキュラム・モジュール制の授業内容
BASIピラティスの資格コースは各モジュールごとに構成されていて、ファンデーションコース、グラデュエイトコースともに6時間×6日間となっています。
ファンデーションコースで学ぶ項目の一部は以下の通りです。
- ピラティスのコンセプト、歴史的な概要
- 骨盤、呼吸法について
- 初級〜上級エクササイズ
- さまざまなマシンの基礎レベルのレクチャー、練習
- 解剖学
- 姿勢チェック
グラデュエイトコースで学ぶ項目の一部は以下の通りです。
- 筋力に関して
- 下肢に関して
- 肩領域に関して
- プログラムを作成するときの原則
- 特定集団(妊婦、スポーツ選手など)に対する指導方法
ファンデーションコースでは基礎や概要を主に学び、グラデュエイトコースではより踏み込んだ内容、指導方法に付いて学びます。
試験と課題:実技+筆記+指導練習
BASIピラティスの資格コースでは、ただモジュールをこなして試験を受けるだけでなく、課題の提出やレッスン見学、指導練習が必要になります。
ファンデーションコースで必要な課題は以下の通りです。
課題のタイミング | 課題の内容 |
---|---|
モジュール1終了後 | 100時間の自己実践 |
モジュール4終了後 | 20時間のレッスン見学 |
自己実践の目的は、コースで習った正しいエクササイズを習得するための練習です。
課題終了後は、試験を受験できます。試験は、筆記試験、実技試験、指導試験の順で進みます。
ファンデーションコースの試験に関する概要は以下の通りです。
試験名 | 試験内容 | 合格基準 |
---|---|---|
筆記試験 | モジュール1〜6で学んだこと | 70点以上/100点 |
実技試験 | 試験担当から当日指定される4つのエクササイズの動きをおこなう | 60点以上/100点 |
指導試験 | 4つのエクササイズの指導をおこなう | 70点以上/100点 |
実技試験では担当者からエクササイズ名を言われた時に、すぐに動きが分かる状態にしておくことが大切です。
次に、グラデュエイトコースで必要な課題は以下の通りです。
課題のタイミング | 課題の内容 |
---|---|
モジュール1終了後 | 200時間の自己実践 |
モジュール4終了後 | 100時間のレッスン見学、200時間の指導練習 |
課題終了後は、試験を受験できます。試験は、ファンデーションコースと同様に筆記試験、実技試験、指導試験の順で進みます。
グラデュエイトコースの試験に関する概要は以下の通りです。
試験名 | 試験内容 | 合格基準 |
---|---|---|
筆記試験 | モジュール1〜12で学んだこと | 70点以上/100点 |
実技試験 | 試験担当から当日指定される4つのエクササイズの動きをおこなう | 60点以上/100点 |
指導試験 | 4つのエクササイズの指導をおこなう | 70点以上/100点 |
BASIピラティスの試験は、合格率70%程度と言われています。
資格取得後の認定証・登録手続き
試験終了後、1〜2ヶ月後を目安に米国のBASI本部より合格者に認定証のメールが届きます。
紙媒体での認定証を希望する場合は、事務局に問い合わせましょう。
BASIピラティス資格の費用と学び方
ここでは、BASIピラティス資格の費用と学び方を紹介します。
BASIピラティスの費用はドル支払いとなっているため、申し込み時点での為替レートによって正確な金額が異なります。
受講費用の目安と分割制度
ここでは、BASIピラティスの受講費用を紹介します。
ファンデーションコース | 3,900ドル |
---|---|
グラデュエイトコース | 3,200ドル |
コンプリヘンシブ(ファンデーション&グラデュエイト) | 6,600ドル |
早期で申し込むと、先着順で割引特典が受けられます。
早割の価格や時期などは記載されていないため、気になる人は問い合わせるのがいいでしょう。
BASIピラティスの学習スタイル
BASIピラティスは、基本的には通学でコースを受講する必要があります。
しかし、課題や試験は以下のものであればオンラインでも実施可能です。
- 自己実践
- レッスン見学(推奨はスタジオでの見学)
- 指導試験
オンライン完結で資格取得はできませんが、一部をオンライン上ですることで、通学の負担を減らせるでしょう。
開催エリア・スケジュールの確認方法
BASIピラティスの資格コースは、定期的に実施されています。
教育プログラムは、BASIピラティスの公式サイトで確認可能です。
全国各地で開催されているので、参加しやすいでしょう。
BASIピラティス資格のメリット・デメリット
ここでは、BASIピラティス資格のメリットとデメリットを紹介します。
ピラティス資格を選ぶ際には、メリットだけでなく、デメリットもしっかり頭に入れることが大切です。
メリット:世界標準の知識と技術が身につく
BASIピラティスはPMA認定されている資格であり、世界40カ国以上で展開されています。
PMA認定の資格を取得することで、世界標準の知識と技術が身につきます。
また、単に講座を受けて試験に合格する必要があるだけでなく、課題をこなす必要があったり、リサーチペーパーの提出が必要だったりします。
学習量が多い分、大変な部分はありますが、しっかりと自信をつけてインストラクターデビューできるでしょう。
メリット:学び直し・復習しやすい環境
BASIピラティスの資格は、1度取得すれば常に適用されます。
しかし、BASIピラティスでは卒業生や在籍の学生が最先端の知識を身につけ続けられるよう、定期的にワークショップが提供されています。
また、1度修了したコースであっても、有料で再受講が可能です。
このように、BASIピラティスでは学び続けられる環境や復習しやすい環境が整っています。
ピラティスの資格を選ぶ際は、資格取得後のサポート体制や学習環境にも着目することがポイントです。
デメリット:費用が高め・学習負荷が大きい
BASIピラティスのデメリットは、資格取得にかかる費用が高めな点と、学習負荷が大きい点です。
以下では、マット資格取得にかかる費用を資格ごとにまとめました。
資格名 | 料金 |
---|---|
BASIピラティス | 約55万円(3900ドル) |
balancedbody | 35万円 |
FTPピラティス | 約20万円 |
PHIピラティス | 約25万円 |
STOTTピラティス | 約25万円 |
他のピラティス資格と比較してみると、BASIピラティスの料金が高額であることが分かります。
そのため、他の資格と比較して、費用負担が大きくなる点は頭に入れておくべきです。
また、先に述べたように、BASIピラティスではコースの受講と試験の他に、課題の完了とリサーチペーパーの提出が必要となります。
学習負荷も大きくなるので、本格的に時間を取って勉強したい人におすすめできる資格と言えます。
BASIピラティス資格はこんな人におすすめ!
最後に、BASIピラティスのメリットとデメリットを踏まえたうえで、BASIピラティスがおすすめできる人を紹介します。
以下の特徴に当てはまる人には、BASIピラティスが合う可能性が高いでしょう。
本格的にピラティスを仕事にしたい人
BASIピラティスは、本格的にインストラクターとして活躍したい人におすすめです。
課題提出やリサーチペーパーの作成など学習負荷が大きくなる分、インストラクターとして使える知識は多く習得できます。
そのため、BASIピラティスの資格取得する頃には、自信を持って活躍できるインストラクターになっているはずでしょう。
医療・リハビリに強いピラティスを学びたい人
BASIピラティスは、カリキュラムの質の高さから、理学療法士や医療従事者からも人気のあるピラティス資格の1つです。
特にグラデュエイトコースでは、より専門的な知識を学ぶことができるので、医療現場で役立つ知識を身につけられるでしょう。
医療やリハビリに強いピラティス資格を探している人には、BASIピラティスがおすすめできます。
安心できる環境で長く学び続けたい人
BASIピラティスはPMA認定資格なので、安心できる環境で学びたい人にピッタリです。
信頼されている資格を取得できるだけでなく、BASIピラティスでは資格取得後も学ぶ機会が提供されています。
資格を取得してピラティスインストラクターになった後も、第一線で活躍するためには、定期的に学び続け、常に新しい知識や技術を習得する必要があります。
そのため、ピラティス資格を選ぶ際は料金や人気度も重要ですが、資格取得後のサポート体制や学習環境もしっかり検討するのがおすすめです。
まとめ:BASIピラティスでキャリアの幅を広げよう
BASIピラティスは、本家のピラティスメソッドに科学的要素を取り入れた特徴があります。
カリキュラムの質の高さから、本格的にインストラクターデビューしたい人や、すでに理学療法士や医療従事者として働いている人からの人気も高いです。
BASIピラティスは、モジュールの他に課題やリサーチペーパーの提出が求められるため、学習量が多く、大変だと感じることもあるかもしれません。
しかし、本格的にピラティスを学ぶことができるため、BASIピラティスを修了する頃には自信を持って活躍できるインストラクターになっているでしょう。
資格取得後も定期的に学び直せる機会が提供されているため、長い目で見て第一線で活躍できるインストラクターになりたい人におすすめできます。
この記事を書いた人

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基本情報・アクセス
サービス | |
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PMA加盟団体 かどうか | PMA加盟団体 |
資格の種類 | マットピラティス マシンピラティス コンプリヘンシブ 医療従事者向けのコース あり |
受講方法 | 通学 オンライン(ライブレッスン) ※ 通学、通学とオンラインのハイブリット、オンライン(近くにスタジオがないエリアのみ) |
取得まで かかる時間 | ■ 期間目安 マット:6ヵ月~ マシン:1年半~ ■ 時間目安 186〜500時間以上 |
日程 | マット資格通常コース: 6日間(6h)の実技講習 + 試験 マット資格短時間分割コース: 3h×12日 + 試験 |
取得費用 | マット資格: 350,000円 ※ オンライン講座: 298,000円 マシン資格: 640,000円 ※ 変動あり コンプリヘンシブ資格: 918,000円〜 |
支払方法 | 分割可 |
場所 | 全国各地(一部オンライン可) |
資格取得後の 就職サポート | インストラクターデビュー までサポートあり |
総合評価 | 4.3 |
公式サイト |
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