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ヨガインストラクター多すぎ問題に直面したら?今後のキャリアを考えるヒント
ヨガの人気が上昇するとともに、ヨガインストラクターの数も急激に増加しています。
ヨガ市場が拡大することはヨガインストラクターにとって嬉しいことです。
しかし、インストラクターの数が必要以上に増えることで、収入が不安定になったり生徒の奪い合いが発生したりします。
この記事では、ヨガインストラクターが増えている理由やそれによって起こり得る問題を解説します。
ジャンプできる目次
ヨガインストラクターが増えすぎていると言われる理由
ヨガインストラクターはなぜここまで急激に増えたのでしょうか。
ここでは、ヨガインストラクターが増えすぎている理由を紹介します。
ヨガ人口の増加とブームの影響
近年、健康意識の高まりによってヨガの人気は上昇しています。
ヨガは激しく動くスポーツではないため、運動習慣がなかった人や運動が苦手な人にも人気です。
また、心身ともに健康的な状態を目指せることもあり、大人の習い事ランキングでは上位にランクインしています。
インフルエンサーがSNS上で定期的にヨガをしていることを投稿すると、「私もあの人のように美しくなりたい!」と感じる女性たちの間で、瞬く間にヨガは人気となりました。
当然ながら、ヨガが人気になればなるほど、インストラクターの需要は高まります。
しかし、インストラクターの数が増えたことによって、「インストラクターが多すぎる」という状態になっているのです。
資格取得のハードルが低い
ヨガインストラクターに必要なのは、国家資格ではありません。
さまざまな団体がヨガインストラクターの資格を提供しており、難易度や内容も団体によってさまざまです。
国家資格を必要とする職業よりも資格取得のハードルが低くなるため、ヨガインストラクターが増えやすくなっています。
実は、ヨガインストラクターとして働くためには資格は必須ではありません。
担当するレッスンを増やしたい人や、より専門的な知識を持ちたい人は資格があることでそれを武器にできますが、無資格で働いている人も中にはいます。
このように、資格取得のハードルが国家資格に比べて低いことや、無資格でも働ける点がインストラクターの増加につながっているのです。
副業・フリーランスとしての人気が高い
ヨガインストラクターは、副業をしたい人やフリーランスの人からの人気が高い職業です。
レッスンの時間だけ働ける点や、副業で働ける仕事の中では高時給である点が副業を探している人の間で魅力となっています。
普段は会社員として働く人だけでなく、子育て中の主婦の間でもヨガインストラクターは人気副業の1つです。
また、ヨガインストラクターを本業にする場合でも、比較的自由な働き方ができる職業なので、多くの人がヨガインストラクターを目指しています。
よりストレスフリーに、そして自分の好きなことや自分の得た知識を元にして働きたいと考えている人には、ヨガインストラクターがピッタリです。
オンラインレッスンの普及
ヨガは、オンライン上でもインストラクターとして活躍できる職業です。
そのため、隙間時間を有効活用して働ける点や、近くに働けるスタジオがない場合でも、オンラインインストラクターとして活躍できる点が魅力的です。
生徒側も「スタジオレッスンよりも気軽にレッスンを受けられる」「隙間時間を利用してヨガをしたい」「近くにスタジオがないので、オンラインレッスンを受けたい」と考える人が多く、オンラインレッスンをメインにしても生徒を見つけられます。
このように、ヨガインストラクターとしての活躍の場がオンライン上にも広がったことで、急速にインストラクターの数が増えたと言えるでしょう。
ヨガインストラクターが増えたことで起こる問題
ヨガがブームになるにつれて、ヨガインストラクターの数も増えています。
また、資格の取りやすさ、副業としての働きやすさからヨガインストラクターの仕事は人気です。
ここでは、ヨガインストラクターが増えたことで起こり得る問題を紹介します。
競争が激しくなり収入が安定しない
ヨガインストラクターが増えたことで、レッスンの仕事が取りにくくなっています。
フリーランスのヨガインストラクターは、月給制や時給制ではないため、レッスンを担当できなければ収入を得られません。
レッスンを安定して取るのが難しくなることで、収入が不安定になる点が問題の1つです。
資格を取得してせっかくヨガインストラクターの活動を始めたのに、ヨガインストラクターの仕事が不安定であるため、仕事をかけ持ちする必要があることも。
また、月給制や時給制である正社員やアルバイトの働き方も、ヨガインストラクターの数が多くなったことで難しくなってきています。
質の低いインストラクターの増加
ヨガインストラクターの数が増えると、それだけ質の低いインストラクターの数も増えます。
資格は持っているけれど、教えるスキルはそれほど高くないインストラクターもいます。
ヨガの資格を取得して終わりではなく、常に学び続けることが大切です。
また、ヨガインストラクターは国家資格が必要ないため、質の低いインストラクターも増えやすいでしょう。
そのため「ヨガ業界全体のクオリティが落ちてしまう」といった問題も考えられます。
しかし逆に考えれば、ヨガインストラクターの数が増えたことは事実ですが、全員が高いスキルを持っているとは限りません。
つまり、より専門的なスキルを身につけるなど、周りのヨガインストラクターに負けない魅力を持っていれば、ヨガインストラクターとして活躍できるということです。
ヨガスタジオの経営環境の変化
ヨガインストラクターの需要増加にともない、新しくできるヨガスタジオも増えています。
競合の中で生徒の奪い合いが発生しやすくなり、スタジオの経営環境も変化しやすくなります。
具体的には、生徒を集めるためにキャンペーンをし始めたり、料金を安くしたりするなどです。
経営がうまくいっていないヨガスタジオは、閉店せざるを得ない場合もあるでしょう。
このように、ヨガインストラクターが増えると生徒をより集めなくてはならず、労働環境が悪くなってしまう場合も。どこのヨガスタジオで働くかの見極めが重要になります。
ヨガインストラクターとして生き残るための戦略
ヨガインストラクターの数が必要以上に増えると、収入がより不安定になったり、質の低いインストラクターが増えてヨガ業界全体の評価が落ちたりする可能性があります。
今後、ヨガインストラクターとして生き残るためにはどうすればいいのでしょうか。
ここでは、ヨガインストラクターとして生き残るための戦略を解説します。
専門性を高める(解剖学・指導法・哲学)
ヨガインストラクターとして生き残るためには、専門性を高めることが大切です。
ヨガインストラクターは資格がなくても働けるので、「とりあえず資格を取っておいた」という人も多くいます。
そのため、専門性を高めるために、一歩踏み込んだ内容を学んでみましょう。
例えば、解剖学や指導法、哲学の知識を深めてみたり、マタニティヨガやキッズヨガなどターゲットをより絞ったヨガについて学んでみたりすることがおすすめです。
専門性を高めることは、ヨガインストラクターとして生き残る可能性が上がるだけではありません。
解剖学をより深く学ぶことで、生徒の事情に合わせて安全に指導できるようになるでしょう。
特定のターゲット層に特化する
ヨガレッスンは、マタニティヨガ、キッズヨガ、シニアヨガなどよりターゲットを絞ったレッスンも開講しています。
このように、特定のターゲットに絞ったヨガレッスンは、より専門的な知識を持っているインストラクターが担当しやすくなります。
そのため、特定のターゲットに特化したヨガインストラクターになることで、競争力が上がり、インストラクターとして生き残ることができるでしょう。
それぞれのレッスンについての資格も提供されています。普通のヨガ資格を取得した後は、よりターゲットを狭めた資格を取得することで、自信を持って教えられるようになります。
オンラインとオフラインの両方を活用
オンラインレッスンとオフラインレッスンの両方を活用するのもおすすめです。
レッスン環境の幅を広げておくことで、仕事の機会や生徒の数が増えやすくなるメリットがあります。
また、生徒の中には「オンラインレッスンしか受けたくない」と考える人もいるでしょう。
オフラインレッスンだけでは、そのような生徒への集客ができません。
しかし、オンラインレッスンは直接指導ができないため、画面上で分かりやすく指導できる高い指導力が必要です。
また、レッスンが途切れないように、通信環境を整えなくてはいけません。
このように、オンラインレッスンはオフラインレッスンとは異なる準備やスキルが必要となるでしょう。
オンラインレッスンができる環境を整えられるのであれば、どちらも挑戦すべきです。
マーケティングやブランディングを学ぶ
たくさんのヨガインストラクターの中で生き残るためには、他のヨガインストラクターにはないオリジナリティをアピールする必要があります。
「どんな強みを出せばいいんだろう?」このように思う人は、ブランディングを学んでみましょう。
ブランディングとは、自分自身や自分の商品(ヨガレッスン)を認識してもらい、他のインストラクターとの差別化をはかる戦略の1つです。
また、闇雲に集客していてもうまくいかないことが多いため、マーケティングを学ぶのもおすすめです。
マーケティングとは、自分の商品(ヨガレッスン)を販売するための戦略の1つです。
このように、ヨガインストラクターとして成功するためには、ヨガ以外の知識も大切です。
ここまで学んで実践しているヨガインストラクターは少数なので、マーケティングやブランディングに興味のある人はぜひ学んでみてください。
ピラティスインストラクターのほうが今後のキャリアに有利な理由
先述した通り、ヨガインストラクターの数は増えていて飽和状態にあります。
「今からヨガインストラクターになっても稼げるか不安」と感じる人は、ピラティスインストラクターがおすすめです。
ここでは、ヨガインストラクターよりもピラティスインストラクターのほうがおすすめできる理由を紹介します。
ピラティスはヨガよりも専門性が高い
ピラティスはヨガよりも専門性が高い特徴があります。
ピラティスも無資格でも働ける点は同じですが、ピラティスの起源は「リハビリ」です。
ピラティスに対してダイエットやボディメイク、心身の安定といったイメージを持つ人も多いですが、元々は戦争で負傷した兵士のリハビリのために開発されました。
そのため、ピラティスは医療業界で応用されることも多く、理学療法士などの医療従事者がピラティスの資格を取ることもあります。
つまり、ピラティスはヨガと比較すると専門性を高めやすいので、インストラクターとしての価値が高くなり、キャリアアップをより目指せる点がメリットです。
フィットネス業界での需要が伸びている
近年の健康志向の高まりとともに、ピラティスの需要が伸び続けています。
インフルエンサーやアイドルが、ピラティスで体型維持をしていることをSNSを通して発信することも多くなり、ヨガよりも注目度が高くなっているのではないでしょうか。
そのため、ヨガだけでなく、ピラティスの需要もどんどん高くなっていることは事実です。
また、ヨガやピラティスの人気はまだまだ続くことが予想されているので、これからインストラクターになっても遅くありません。
ヨガインストラクターが飽和状態にあるのならば、ピラティスインストラクターを目指してみるのもおすすめです。
ヨガと違い、飽和状態ではない
ピラティスインストラクターは、ヨガインストラクターに比べると数はまだ少ないです。
そのため、ヨガインストラクターとは異なり、飽和状態ではないと言えます。
今のうちにピラティスインストラクターとしてのスキルや経験を積んでおくことで、ピラティスインストラクターが今後飽和状態になったとしても、生き残ることができるでしょう。
また、ヨガはマットでおこないますが、ピラティスはマットでおこなうものと、マシンでおこなうものがあります。
マシンピラティスの資格を取得する場合、通学してマシンの使い方も覚えなくてはいけません。
マットのみのヨガに比べると、資格取得のハードルが少し高めと言えます。
このような点からも、ピラティスインストラクターはまだ飽和状態ではないと考えられます。
パーソナルレッスンの需要が高い
ピラティスは、ヨガレッスンと異なりパーソナルレッスンの需要が高いです。
特に、マシンピラティスにおいてパーソナルレッスンを希望する生徒が多くいます。
パーソナルレッスンはグループレッスンよりも単価が高く、マシンピラティスはマットピラティスよりも単価が高いです。
つまり、ピラティスインストラクターで活躍したほうが、単価の高いレッスンを獲得できる可能性があります。
収入が不安定になりがちなインストラクターにとって、高単価のレッスンがあることは重要です。
収入の面から考えてみても、ピラティスインストラクターはヨガインストラクターよりもおすすめできますよ。
まとめ:これからの時代はピラティスインストラクターが狙い目!
ヨガはピラティスよりもブームが早くきたので、その分インストラクターの数も多く、飽和状態になっています。
しかし、ピラティスインストラクターはヨガインストラクターよりも数が少ないため、今が狙い目だと言えるでしょう。
また、ピラティスインストラクターはヨガインストラクターよりも単価の高いレッスンを獲得しやすいことから、収入の面でも有利です。
ヨガインストラクターの今後が不安に感じている人は、ピラティスインストラクターの道を選んでみるのも1つの手ですよ。
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