「ピラティスは痩せすぎる」は間違い！健康的でしなやかな体を目指す人にはピラティスがおすすめ！

「ピラティスは痩せすぎるってホント？」「健康的な体型はピラティスでは目指せる？」このように悩んでいませんか？

ピラティスには興味があるけれど、理想の体型になれるのか不安に思っている人も多いはずです。

ピラティスは深層部にあるインナーマッスルを鍛えるエクササイズなので、しなやかで美しい体を目指せます。

この記事では、ピラティスで痩せすぎることはあるのかどうか、そして痩せすぎることを防ぐためのポイントを紹介します。

これからピラティスを始めようと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

ピラティスで痩せすぎることはある？

「ピラティスで痩せすぎることはあるの？」と不安に感じる人もいるでしょう。
結論から言うと、ピラティスで痩せすぎる可能性はとても低いです。
そのため、ピラティスは健康的に痩せられるエクササイズとしておすすめできます。
ピラティスは動きの少ないエクササイズであり、呼吸や1つ1つの動作を丁寧におこないます。
そのため、ジョギングや水泳などの動きが多い他のエクササイズに比べると、痩せるスピードはゆっくりだと感じるかもしれません。

しかし、ピラティスではインナーマッスルをしっかりと鍛えることができ、姿勢改善や代謝アップ効果などが期待できます。

また、ピラティスは激しい動きを伴わないため、運動習慣がなかった人や運動が苦手な人でも取り入れやすいエクササイズと言えるのです。

痩せすぎを防ぐピラティスで期待できる効果とは？

ここでは、ピラティスで期待できる効果を詳しく解説します。

＜ピラティスで期待できる効果＞
・ダイエット効果
・姿勢改善効果
・ストレス軽減効果
・精神安定効果

効果1.ダイエット効果

ピラティスは、痩せすぎることはないものの、一定のダイエット効果が期待できます。
ピラティスで鍛えられるのは、「インナーマッスル」と呼ばれる深層部にある筋肉です。
インナーマッスルが鍛えられると、体が内から引き締められるため、ダイエット効果が期待できます。
また、筋肉量が増えることで基礎代謝も上がるため、痩せやすい体にも近づくでしょう。

筋肉を鍛えると聞くと、「ムキムキになるのは避けたい」と思う人がいるかもしれません。しかし、ピラティスで主に鍛えるのは深層部にある筋肉なので、ムキムキになることはありません。
そのため、「ムキムキにはなりたくないけど、体を引き締めたい」と考えている人にピラティスはピッタリなのです。

効果2.姿勢改善効果

ピラティスでは、姿勢改善効果が期待できます。
その理由は、インナーマッスルを鍛えることで、背骨や骨盤を正しい位置へと導いてくれるからです。
すぐに姿勢が改善するわけではありませんが、レッスンの回数を重ねていくと姿勢の変化に気付くでしょう。
姿勢が改善されると、むくみや冷え性などの体の不調も改善される可能性が高まります。

効果3.ストレス軽減効果

ピラティスは、体だけでなく精神的にも良い影響を与えてくれます。
ピラティスは1つ1つの動作が丁寧でゆったりとしていて、深い呼吸を意識しておこないます。
呼吸に集中することで、不安やストレスを軽減する効果が期待できるのです。
週に1回でもピラティスを取り入れることで、日頃のストレスや疲れを解放できるでしょう。

効果4.精神安定効果

ピラティスは「動く瞑想」と言われているほど、精神安定効果が期待できます。
先に述べたように、ピラティスは激しい動きを伴わないため、エクササイズを通して自分とゆったり向き合う時間を与えてくれます。
呼吸にしっかり集中することにより、日々の疲れから解放され精神的な安定を手に入れることができるでしょう。

また、ピラティスは幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」を分泌する効果もあると言われています。
体内のセロトニンが増えると、幸福感やリラックス状態をより多く得ることができますよ。

ピラティスで痩せたと実感できる期間はどれくらい？

ピラティスは、即効性のあるエクササイズではありません。
まずはインナーマッスルを強化させ、基礎代謝がアップすることで痩せやすい体を目指せます。

ピラティスの生みの親であるジョセフ・ピラティスは、ピラティスで得られる効果について次のように述べています。
「10回で違いを感じるようになり、20回で見た目が変わり、30回で肉体の全てが変わる」
ピラティスをおこなうペースは人それぞれ異なるため、痩せたと実感するためには最低でも3ヶ月、長い人で半年〜1年ほどかかる場合があります。

長い時間をかけて体作りをしている時期は、効果が目に見えずやめたくなる時もあるでしょう。
しかし、インナーマッスルを鍛えて痩せやすい体作りをしてしまえば、効果が実感できるようになるはずですよ。

先に述べたように、ピラティスにはインナーマッスルを鍛えるだけでなく、精神的にも良い影響があったり姿勢を改善してくれたりします。

体や心にとって嬉しい効果がさまざまあるため、楽しみながら続けていけるといいでしょう。

ピラティスで痩せすぎないためにすべきこと

ピラティスで痩せすぎないためには、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。
健康的な体作りを目指すために、以下のポイントを頭に入れてください。

＜ピラティスで痩せすぎないためのポイント＞
・無理なエクササイズはしない
・食事制限を避ける
・長い目でみて続けること

ポイント1.無理なエクササイズはしない

人によって体力や運動能力は違います。
ピラティスも同様、無理なエクササイズは避けるようにしましょう。
無理な運動は健康的なエクササイズを遠ざけるだけでなく、体調不良を引き起こす可能性が高まります。
体調不良になるとピラティスを中断することになってしまい、挫折の原因にもなりかねません。
そのため、自分の体と相談しつつ、長く続けられるようなエクササイズ内容を見つけていきましょう。

ポイント2.食事制限を避ける

早く結果を出したいからと言って、食事制限をするのは避けましょう。
間食やカロリーの高い食事が多い場合はもちろん見直す必要はあるものの、食事制限ではなく食事管理をするように心がけてください。

間食をするのなら、筋肉を作る元となるたんぱく質やビタミンCが豊富な食材に変えてみるなど、食事内容を見直してみてくださいね。

無理な食事制限はストレスの原因にもなります。
楽しく、そして長くピラティスを続けるためにも、ストレスを溜めることは良くありません。

ポイント3.【重要】長い目でみて続けること

ピラティスで痩せるために最も重要なことは、長い目でみて続けることです。
先に述べた「無理なエクササイズ」「食事制限」は、全て「早く痩せたい」という思いからくるものです。

ピラティスの生みの親ジョセフ・ピラティス氏も、「10回で違いを感じるようになり、20回で見た目が変わり、30回で肉体の全てが変わる」と述べているように、体型を変化させるまでは、回数をしっかり重ねる必要があります。

つまり、ピラティスは即効性のあるエクササイズではないので、長い目でみて続けることが大切です。

まとめ：ピラティスでは健康的に痩せることができる！楽しく継続することがポイント！

ピラティスはしっかり継続することで、徐々に体型の変化を実感できるエクササイズです。
激しい動きを伴わないので、痩せすぎる心配はないでしょう。

しかし、ピラティスであっても、過度なトレーニングや食事制限は禁物です。
健康的に痩せるためには、自分に合ったエクササイズを継続して続け、食事内容を変えてみるなど食事管理をしてみてください。

体型の変化を感じるためには、早くて3ヶ月ほど、長くて半年から1年ほどかかります。
即効性のあるエクササイズではないので、長い目でみて楽しく続けることが大切ですよ。