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ピラティスインストラクターはやめとけ?その理由と成功するための秘訣
「ピラティスインストラクターはやめとけ」と言われた。「ピラティスインストラクターはやめとけ」と言われる理由が知りたい。このように悩んでいませんか?
実際には、ピラティス市場は年々成長しており、ヨガインストラクターよりも需要が高まっています。
急成長を遂げているピラティス市場ですが、なぜ「ピラティスインストラクターはやめとけ」と言われるのでしょうか。
この記事では、ピラティスインストラクターはやめとけと言われる理由や、ピラティスインストラクターとして稼ぐためのポイントを紹介します。
この記事を読むことで、ピラティスインストラクターの魅力や、インストラクターとして稼ぐためのキャリアプランが分かりますよ。
ジャンプできる目次
ピラティスインストラクターはやめとけと言われる理由
ここでは、ピラティスインストラクターはやめとけと言われる理由を紹介します。
ピラティスインストラクターに対するネガティブな要素を知ることで、ピラティスインストラクターはやめとけと言われる理由が分かりますよ。
収入が不安定?実は働き方次第
ピラティスインストラクターは生徒がいないと収入が入らないので、不安定というイメージを持つ人が多いです。
実際には、どのような働き方を選ぶかによって大きく変わります。
ピラティスインストラクターとしての働き方は、「正社員」「フリーランス」「独立して開業」と大きく分けてこの3種類に分けられます。
正社員として勤務する場合、月20〜25万円ほど、年収にして250万円くらいからのスタートになることが多いです。
フリーランスとして勤務する場合は、正社員のように毎月決まった金額が収入となるわけではありません。多くの場合、1レッスン(60分間)ごとに3,000円〜5,000円の報酬となります。
独立して開業する場合、事業が軌道にのれば最も収入が多くなります。年収1,000万円を超えるインストラクターもいるほどです。
資格取得にコストがかかる
ピラティスインストラクターとして働くためには、資格取得が必要です。
技術や知識があれば、資格がなくても働くことは可能です。しかし、資格を取得することでスキルを証明できるため、ほとんどのピラティスインストラクターは資格を取得しています。
ピラティスインストラクターとしての資格は「マシンピラティス」「マットピラティス」の2種類です。
さまざまな民間団体が資格を提供しています。どの団体の資格を選ぶかでコストは異なりますが、マットピラティスは30万円ほど、マシンピラティスは50万円ほどです。
また、資格取得までの期間としては最短で3ヶ月程度のものもありますが、マットとマシン両方の知識をしっかりとつけようと思ったら2年程度かかるものもあります。
このように、ピラティスインストラクターとして働き始める前に、資格取得のコストと時間がかかります。
最近の人気に伴い、オンラインだけで取れる国際資格があるので気になる方はこちらにて。
体力的にハードな仕事
ピラティスインストラクターは、体力的にハードな仕事です。
生徒を指導しながら常に動き回ったり、レッスンがない時は、受付や清掃などスタジオ運営に欠かせない別の作業が必要になったりします。
元から体を動かす仕事をしていた人や、体を動かす習慣があった人には問題ないかもしれません。しかし、前職が事務職などの人であれば、常に体を動かさなくてはならない環境に負担を感じるかもしれません。
インストラクターとしての仕事環境に体が慣れるまでは、パートタイムにしたり担当するレッスンの数を制限したりするなど、仕事を調整することも可能です。
自分の体力と相談しながら、無理しないことが大切と言えるでしょう。
集客が必須である
ピラティスインストラクターとして成功するためには、自身がインストラクターとしての知識や技術を身につけるだけでなく、集客が必須となります。
集客しなければ、生徒(クライアント)は集まりません。
より多くの生徒を集めることで、収入が安定し、ピラティスインストラクターとして軌道に乗ることができるでしょう。
数ヶ月〜数年かけてインストラクターの資格をせっかく取得したにもかかわらず、集客の段階で苦戦する人が多いです。
このような背景もあり、「ピラティスインストラクターはやめとけ」と言われてしまうのです。
ほとんどのピラティスインストラクターは、SNSを通しての集客をメインとしています。
お金をかければ、ホットペッパーなどの予約サイトへ掲載できたり、集客を代行できたりすることも可能です。
ピラティスインストラクターを目指すなら、資格を取得すると同時に集客のことも学んでおくのがおすすめです。
それでもピラティスインストラクターの需要は拡大している
ピラティスインストラクターは稼ぐことが難しかったり、他のインストラクターとの優位性を持つために資格取得が必要だったりするので、働くことへのハードルが高いと思われています。
しかし、ピラティスの市場は年々拡大しており、市場が拡大すればするほど、ピラティスインストラクターの需要も高まります。
そのため、稼ぎ始める前に資格取得などが必要ではありますが、市場の成長具合から考えるとピラティスインストラクターは稼げる仕事の1つと言えるでしょう。
ここからは、ピラティスインストラクターの需要が高まっている点について詳しく解説します。
ピラティス市場は爆発的に成長中
近年、ピラティス市場は急速に拡大しています。ピラティスのユーザー増加にともなって、ピラティスインストラクターの需要も右肩上がりです。
ピラティス市場がここまで大きく成長したのは、近年の健康ブームやメディア、そしてインフルエンサーの影響が特に関係しています。
ピラティスは、姿勢改善、インナーマッスル強化、そして柔軟性の向上など多くの嬉しい効果が期待できます。また、ランニングや筋トレと比較すると運動量が少ないため、どんな人でも気軽に始めやすいエクササイズとしてさらに人気が高まっているのです。
また、SNS上でインフルエンサーがピラティスを習っている様子をアップすることが多くなったことで、やってみたいと思う人が増えているのも要因の1つです。
ヨガインストラクターと比較して需要が高い
ピラティスインストラクターは、ヨガインストラクターと比較すると需要が高くなっています。その理由は、ピラティスは医療面における需要も期待できるからです。
「ピラティス=体型改善、ダイエット」のイメージが強いかもしれませんが、実はピラティスの起源はリハビリです。
そのため、ピラティスはフィットネス業界だけでなく、リハビリや予防医療の分野でも取り入れられています。
実際に「理学療法士が立ち上げたピラティススタジオ」も誕生しており、医療とフィットネスを掛け合わせたスタジオも増えているのです。
このように、ピラティスはヨガに比べると応用できる分野が幅広いため、それだけピラティスインストラクターの需要も高まります。
ピラティスはマシン導入で高単価を狙える
ピラティスは「マットピラティス」と「マシンピラティス」の2つに分けられます。
マシンピラティスはマットピラティスよりもレッスン料金が高くなるため、マシンピラティス業界に参入することで高単価を狙うことができます。
また、マシンピラティスのマンツーマンレッスンも人気があるため、グループレッスンよりも単価の高いマンツーマンレッスンを取り入れることで、さらなる単価アップが期待できるのです。
マシンピラティスの資格のコストはマットピラティスよりも高くなるものの、担当できるレッスンの幅が広がることや、マットピラティスよりも高単価を狙える点を考えると、マシンピラティスの資格も取得しておくのがおすすめです。
男性の参加者も増加
ピラティスは女性のエクササイズと思われがちですが、実は男性の参加者も増加しています。
ピラティスは筋トレやランニングのような激しい運動はしないものの、筋トレでは鍛えることが難しいインナーマッスルを強化できる魅力があります。
そのため、普段は筋トレに励んでいる男性や、運動習慣はないけれど気軽に取り入れられるエクササイズをしたい男性がピラティスに参加し始めているのです。
また、ピラティスは心を落ち着かせる効果が期待できるため、リラクゼーション目的で通う男性も多いです。
ピラティスに参加する男性はヨガよりも多い傾向があるため、より広いターゲット層にアプローチするという点ではピラティスのほうがおすすめと言えます。
ピラティスインストラクターが稼ぐためのポイント
ピラティス市場は年々拡大しており、ピラティスインストラクターの需要も高まっています。
また、ヨガよりも単価が高い傾向にあるので、より稼ぎたい人にはおすすめの職業です。
ここでは、ピラティスインストラクターが稼ぐためのポイントを紹介します。
ヨガよりも単価の高いレッスンを提供
時間単価を上げるために、単価の高いレッスンを提供しましょう。
単価の高いレッスンは、マンツーマンレッスンとマシンレッスンです。
マンツーマンのマシンレッスンに特化することで、より稼げるようになります。
マシンピラティスの資格取得にかかる費用はマットピラティスよりも高くなりますが、長い目で見ればマシンピラティスの資格も取得しておくことがおすすめです。
当然ながら、多くのレッスンを担当できるスキルを身につけていたほうが、稼ぐ機会も多くなりますよ。
SNSやYouTubeでの発信が鍵
ピラティスインストラクターとして稼ぐためには、SNSやYouTubeでの発信が必須です。
SNS運用やマーケティングも同時に学びながら、SNSを活用しましょう。
既に多くのピラティスインストラクターがSNSを活用して生徒を集めています。
そのため、単にピラティスのことや自分のレッスンのことを投稿するだけでは、生徒の目に止まりにくいです。
他のピラティスインストラクターとの差別化ができているかどうかを意識することが大切です。
あなたならではの強みをしっかりアピールし、オリジナリティのある発信をしましょう。
既にピラティスインストラクターとして成功している人のアカウントをいくつか分析し、参考にするのもおすすめですよ。
資格選びで差をつける
ピラティスインストラクターの資格は、さまざまな民間団体によって提供されています。
資格であれば何でもいいというわけではなく、ピラティスインストラクターとしての収入をアップするためには、「どの団体のピラティス資格を取得するか」も大切です。
資格発行の民間団体を選ぶ際は、その資格が「PMA」に認定されているかどうかチェックしましょう。PMAとはピラティスメソッドアライアンスのことで、ピラティス指導者に対する教育基準を定める非営利組織です。
つまり、その資格がPMAに認定されていれば、「国際的に通用するレベルのピラティスインストラクターである」ことを証明できます。
PMAに認定されている資格を取得することで、ピラティスインストラクターとしての能力を客観的に証明でき、競争力が高まります。
せっかくピラティスインストラクターの資格を取得するなら、PMAに認定されている資格を取得しましょう。
独立開業で年収を大幅アップ
先に述べたように、ピラティスインストラクターとしての働き方は、正社員、業務委託、独立開業の大きく分けて3種類あります。
最も稼げるのは、独立開業して自分のピラティススタジオを経営する方法です。
しかし、単に開業するだけでは生徒は集まらないため、マーケティングスキルや経営スキル、そして他のスタジオとの差別化などの戦略が必要になります。
経営スキルを学びつつ、まずはフリーランスとしてさまざまなスタジオのレッスンを担当することがおすすめです。
複数のスタジオのレッスンを経験することで、スタジオごとのマーケティング方法や経営方法を学ぶことができ、独立開業するための計画も立てやすくなるはずです。
ピラティスインストラクターの未来は明るい
「ピラティスインストラクターはやめとけ」との意見もある一方で、ピラティスの市場は年々拡大しており、稼げるチャンスも多くなっています。
より稼ぐためには独立開業を視野に入れる必要がありますが、マーケティング力や経営力などピラティス以外のスキルも必要となるため、いきなり独立するのは難しいでしょう。
軌道に乗るまでは大変な道のりにはなるものの、好きなことを仕事にできたり、生徒から嬉しい言葉をもらえたりなど、やりがいを感じられる職業です。
ピラティスインストラクターに少しでも興味のある人は、独立開業までのステップを頭に入れて、インストラクターとしての明るい未来を築いていきませんか。
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