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ピラティス

ピラティス資格はどんな種類がある?資格の特徴や選び方を解説

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ピラティス資格はどんな種類がある

「ピラティスの資格は、どの団体のものを取得すべき?」このように悩んでいませんか?

ピラティス資格は提供している団体が複数あります。そのため、ピラティス資格を取得するためには、どの種類のピラティス資格を取得したいか、そしてどの団体の養成コースを受けるかを決めなくてはいけません

この記事では、ピラティス資格を取得したい人のために、資格の種類と、主要な資格発行団体を紹介します。

この記事を読むことで、どのピラティス資格を選べばいいかが分かるでしょう。

ピラティスの資格とは?

ピラティス資格の養成コースで学べるのは、ピラティスの基本的な知識や指導法です

養成コースを受けた後、認定試験に合格することで資格を取得でき、ピラティスを指導する能力が認められます。

ここでは、ピラティス資格の目的とメリット、そしてピラティス資格の必要性について紹介します。

ピラティス資格の目的とメリット

ピラティス資格を取得することで、さまざまなメリットを得られます。

まずは、キャリアアップに繋がりやすくなることです

資格を取得すると、より多くのレッスンを担当できるようになります。
レッスン数が増えると収入も増えるため、結果としてキャリアアップに繋がります。

次に、生徒から信頼されやすくなる点がメリットです。

2人のインストラクターで迷っている生徒がいたとして、1人は資格保有者、1人は無資格だった場合、どちらのレッスンを受けたいと感じるでしょうか。

ピラティス資格は、インストラクターとしてのスキルが客観的に認められた証拠です

生徒がインストラクターを探す際の1つの判断材料となるため、資格があることで生徒がつきやすくなるでしょう

その他にも、資格を取得すると指導スキルが向上するため、結果として生徒から人気のあるインストラクターへと成長できますよ。

ピラティス資格は必要?独学でもできる?

インストラクターとして働くためには、資格は必須ではありません。

無資格でも働くことはできますが、やはり資格を取得しておくとさまざまなメリットを感じられます。

また、資格取得の過程でピラティスを一通り勉強しておくことで、インストラクターとしての自信がさらにつくでしょう

先に述べたように資格は必須ではないため、独学でインストラクターになることも可能です。

しかし、インストラクターとしての知識は座学のものだけでなく、実践的なスキルも必要となります

ピラティスにおける体の使い方や指導スキルを学ぶのは独学では難しいため、効率的に知識をつけるためにスクールに通うのがおすすめです。

通学のスクールが難しい人は、オンライン講座も検討してみてください。

ピラティス資格の種類と特徴

ピラティス資格は、「マットピラティス」「マシンピラティス」の2種類です。
マシンピラティスの資格を取得するためにはマットピラティスの試験に合格する必要があるため、実際には「マットピラティス」「マットピラティス+マシンピラティス」に分けられます。

ここでは、それぞれの資格について詳しく紹介します。

マットピラティス資格とは?

マットピラティス資格とは?

マットピラティス資格は、マットピラティスの基本から応用までを学びます。
具体的には、エクササイズ自体やマットピラティスの目的、どんな筋肉を鍛えられるか、そしてインストラクターを目指す人向けの指導方法などです

指導するうえで欠かせない解剖について、ピラティスの歴史も学べる点が特徴です。
他のピラティス資格と比較して受講料が安く難易度も低いので、マットピラティス資格は初めてピラティス資格にチャレンジする人や、初心者におすすめできます

マットピラティス資格が取得できる主な団体には、「balancedbody」「FTP」「PHI」などが挙げられます。

マシンピラティス資格とは?

マシンピラティス資格とは?

マシンピラティス資格とは、主にリフォーマーの使用を想定したものです。
マットピラティスよりも難易度が高いため、中級者向けの資格と言えるでしょう

マシンピラティスは、運動が苦手な人やシニアの人も挑戦しやすいため、マットピラティスよりも高い指導スキルが必要です。
また、マシンピラティスではマンツーマンレッスンも多く、個々の悩みに対応できるような知識量が求められます

マシンピラティスの資格を取得すれば、より質の高いレッスンを提供できたり、多くのレッスンに対応できるようになったりする点がメリットです。

マシンピラティス資格が取得できる主な団体は、「STOTT」「balancedbody」「Polestar」などが挙げられます。

国際認定資格と国内資格の違い

ピラティス資格はさまざまな団体から提供されているので、どの団体の資格を取得するかを選ばなくてはいけません。
ピラティス資格は国際認定資格、国内資格の2種類に分けられていて、おすすめなのは国際認定資格です。

国際認定資格は、PMA加盟団体によって提供されているピラティス資格を指します
PMAとは「Pilates Method Alliance」と呼ばれる国際団体のことで、PMAが認めた団体をPMA加盟団体と呼びます。

つまり、PMA加盟団体の資格を取得すれば、世界中に通用するピラティスインストラクターになった証です
そのため、国内のみで通用する資格よりも、有利に働く可能性が高まります。

主要なピラティス資格一覧

ピラティスの資格は、さまざまな団体が発行しています。
そのため、資格保有者は、全く同じ養成コースや認定試験を受けているわけではありません。

ピラティスの資格を取得しようと思ったら、どの団体の資格を取得するか決める必要があります

ここでは、代表的なピラティス資格を紹介します。

PMA認定資格

先に述べたように、PMA認定資格は「Pilates Method Alliance」と呼ばれる国際団体が認めた資格を指します。

PMAはピラティスの教育基準を確立している世界で最も歴史のある非営利組織です。

PMA認定資格は国際的に認められた資格なので難易度が高い傾向にありますが、PMA認定資格の中にもさまざまな種類があります

各団体の特色や資格の難易度などを比較しながら、自分に合った資格を選ぶことが大切です。

PMA認定資格を取得すれば、国際的に認められたインストラクターになれます。キャリアアップにも役立つほか、インストラクターとしての自信にもつながるでしょう。

→ オンラインだけで取れる国際資格はこちら

Balanced Body(バランスド・ボディ)

Balanced Body(バランスド・ボディ)は、ピラティスマシン製造メーカーとして有名で、サンフランシスコに拠点を置く団体です。

Balanced Bodyの特徴は、圧倒的な授業量と課題数です

マットピラティスの授業は64時間、課題時間も含めると134時間です。マシンピラティスの授業は110時間、課題時間も含めると390時間となっており、どちらも充実したプログラムとなっています。

Balanced Bodyではマット、マシン、コンプリヘンシブ3種類の資格から選べます。
それぞれの養成コースを終えた後、課題に取り組み、認定試験を受験する流れです。

STOTT PILATES(ストットピラティス)

STOTT PILATES(ストットピラティス)はカナダトロントを本部としており、これまでに5万人以上のインストラクターを輩出している大規模なピラティス団体です。

STOTT PILATESは怪我を回避し、しなやかな筋肉をつけ、リラックスした心身を目指すことを目標としています
また、個々の体に合わせた調整方法を豊富に学べるので、生徒1人1人に合ったレッスンを提供したいと考えている人におすすめです

STOTT PILATESではコース終了後、試験を受けます。試験結果を本部に伝え、審査に合格したら資格が授与されます。

BASI Pilates(バシピラティス)

BASI Pilates(バシピラティス)は、1989年に設立された世界最大規模のピラティス教育団体です。
30年以上の実績を持ち、世界40カ国以上に展開されています

BASI Pilatesの「BASI」は「Body Arts and Science International」の略で、名前の通りオリジナル様式に科学的知識の要素が組み入れられている点が特徴です

また、動きに無駄を作らない「Flow Work」を特徴としており、ダンスのように流れる動きが美しいです。

BASI Pilatesの養成コースは、通学、オンライン、通学とオンラインを組み合わせたハイブリッドから選択できます。
PMA認定資格をオンラインでも取得できるので、通学が難しい人にもおすすめです。

PHI Pilates(ピーエイチアイピラティス)

PHI Pilates(ピーエイチアイピラティス)は、ピラティス本来の意味「リハビリ」を正式に継承している団体です。
PHI Pilatesの創設者は現役の理学療法士かつアスレチックトレーナーなので、メディカルなピラティスを学びたい人におすすめです

PHI Pilatesの資格を取得することで、解剖学や運動学に基づく指導が可能になり、高齢者の対応もできるようになりますよ。

PHI Pilatesは8つの養成コースに分けられているため、自分の目的に合ったコースを見つけやすい点が特徴です

PHI PilatesはPMA認定資格なので、取得することで国際的に認められたインストラクターとして活躍できます。

日本の主要ピラティス資格

上記では、世界的に有名なピラティス資格を紹介してきましたが、日本国内にもピラティス資格はあります。
日本国内のピラティス資格で代表的なのは、「BESJ」「JAPICA」「IBMA」の3種類です。

日本国内のピラティス資格は、国際的なピラティス資格と異なり、日本人向けにアプローチされている特徴があります
例えば、JAPICA(日本ピラティス指導者協会)は、ピラティスの考案者ジョセフ・ピラティス氏のエクササイズを元にして、日本人の骨格に合わせたアプローチ法を加えています。

骨格が違えばアプローチ法も異なるので、生徒の悩みに合ったよりきめ細かいレッスンができるようになるでしょう。

ピラティス資格の難易度と費用

ピラティスの資格はさまざまな団体が発行しています。
どの団体の資格取得を目指すか決めたら、その団体が提供する養成コース、認定試験を受けなくてはいけません。

団体によって難易度や費用も異なるため、自分に合った団体を選ぶことが大切です。
ここでは、ピラティス資格の難易度や費用を紹介します。

初心者向けの資格と難易度

初心者向けの資格は、マットピラティスです。ピラティスインストラクターの資格は、全くの初心者でも取得できるので、さほど心配する必要はありません

マシンピラティスの資格を取得するためには、マットピラティス資格の取得が条件となるので、まずはマットピラティスから挑戦しましょう。

ピラティスの資格は国家資格ではないため、決められたレベルの基準はありません。
そのため、資格の難易度は団体によって異なります。

資格を取得する際に、苦手意識を持ちやすいのが解剖学の分野です。
その理由は、これまでフィットネス業界に携わることのなかった人にとっては、なじみがないからです。

そのため、解剖学にアプローチする特徴を持つ団体の資格は、難易度が少し高いと感じられるでしょう

上級者向けの資格と取得条件

マットピラティス資格を取得したら、マシンピラティス資格、そしてコンプリヘンシブ資格を目指します。
コンプリヘンシブ資格は、全てのピラティスマシンの指導ができるようになる資格です
マシンピラティス資格はリフォーマーのみのコースとなることが多いため、より上級者向けの資格がコンプリヘンシブ資格となります。

取得の条件は他の資格と同じで、養成コースを受けて、課題を提出、そして認定試験に合格したら資格が授与されます。

コンプリヘンシブ資格を取得することで、より細かいニーズに合ったレッスンを提供できるようになるでしょう。

ピラティス資格の取得費用と期間

マットピラティス資格の費用は20万円〜30万円程度、マシンピラティス資格の費用は30万程度、コンプリヘンシブ資格は50万円〜70万円程度かかります
資格の取得費用は団体によって差があるため、しっかり確認しましょう。

複数の資格をまとめて受講したり、キャンペーンを利用したりすることで、費用を抑えられる可能性があります。
例えば、将来的にコンプリヘンシブ資格の取得を目指しているなら、マットピラティスだけを申し込まずに、コンプリヘンシブ資格のコースをはじめから申し込むといいでしょう。

マットピラティス資格だけを目指す場合、半年〜1年程度で取得できることが多いです。
コンプリヘンシブ資格を目指す場合は、1年半〜2年程度かかることを見込んでおくといいでしょう。

ピラティス資格の選び方

ピラティス資格にはさまざまな種類があるため、どの資格にしようか迷ってしまう人も多いでしょう。

そこでここでは、自分に合った資格を選ぶために注意してチェックしておきたいポイントを紹介します。

資格取得の目的を明確にする

ピラティス資格取得の目的を明確にしましょう。

資格取得の目的は人によって異なりますが、主に以下のような目的が考えられます。

  • ピラティスインストラクターとして働くため
  • 医療の現場で取り入れるため
  • 自分自身の体への理解を深めるため

自分自身の体のためや、ピラティスを習う上で自分もピラティスに関してしっかり知っておきたいなど、インストラクターを志望していなくても、資格を取得する人もいます

自分が資格取得を目指す目的を明確にすることで、どのような団体の資格を取得すればいいのか、どのようなレッスンスタイルが良いかなど、自分に合った団体を選ぶことができますよ。

受講スタイル(通学・オンライン)の違い

資格講座は、通学だけでなく、オンラインで受講することも可能です。

通学スタイルのメリットは講師から直接学べるため、実技のスキルも取得できることです。また、資格取得を目指す仲間とつながることができ、モチベーションの維持につながります。

一方で、通学スタイルはオンラインよりも費用が高いです。通学時間も考えながら、スケジュールを立てるのが大変な場合もあるでしょう。

オンラインスタイルの場合は、費用を抑えられます。また、学ぶスピードを調節できたり、家にいながら空き時間に学べたりする点がメリットです

しかし、オンラインスタイルは強制力がないため、モチベーションが下がりダラダラと進めてしまうデメリットがあります。

また、直接インストラクターから教わる環境や、人の体に触れながら授業を受けられる環境がないので、通学スタイルよりも深く学べてないような印象を受けるかもしれません。

2つの受講スタイルのメリットとデメリットを比較して、どちらのほうが良いか決めましょう。

学びたい流派やメソッドをチェック

ピラティスには、さまざまな流派があります。

ピラティスの起源はジョセフ・ピラティス氏が開発したものですが、その後、目的に応じてさまざまな流派のピラティスが生まれました。

例えば、リハビリを目的とするもの、シェイプアップを目的とするもの、機能改善を目的とするものなど、流派によってピラティスをする目的が異なります

最初に述べた「ピラティス資格を取得する目的」を考えながら、自分に合う流派を提供している団体を選びましょう。

認定団体の信頼性と将来性

ピラティス資格は、さまざまな団体が提供しています。
特に、キャリアのために資格を取得する人は、団体の信頼性や将来性も考えたうえで資格を決めるべきです。

国際的に認められた団体での資格取得を目指す人は、「PMA認定」がされている団体を選ぶと安心です。

「自分自身の体のため」「ピラティスの概要を知るため」など個人的な理由で資格を目指す人は、ある程度名が知られていて、自分が学んでみたい団体を選べば問題ないでしょう。

ピラティス資格取得後のキャリアパス

ピラティス資格が取得できた後、どのようなキャリアパスが考えられるでしょうか。
ピラティス資格を取得するなら、「取得して終わり」ではなく、その先も見据えて取得の計画を立てるようにするとモチベーションアップにも繋がります。

ここでは、資格取得後の働き方を紹介します。

ピラティスインストラクターとして働く

インストラクターとして働く場合、働き方は以下4つに分けられます。

  • 正社員
  • フリーランス(業務委託)
  • アルバイト
  • 独立開業

資格を取得していなくてもインストラクターとして働くことは可能ですが、資格があることでより好条件で働けます

インストラクターは多様な働き方ができるので、それぞれのメリットとデメリットを知りながら、自分に合った働き方を見つけましょう。

より高い収入を求めるなら、独立開業して働くのがおすすめです。
しかし、独立開業は1から生徒を集める必要があるので、独立してすぐに稼げるわけではありません

そのため、多くの人は正社員やフリーランスとしてスタジオに勤務しながら、独立開業の準備を進めます。

独立開業する前にスタジオで勤務することで、インストラクターとしての指導経験が積め、マーケティングや経営などの独立開業する上で欠かせないスキルも身につけられますよ

フィットネス業界以外での活用方法

ピラティスは「ダイエット」「体づくり」などフィットネス業界でのイメージが強いですが、実は医療や介護などの業界でも活用されています。

体に不調がある人や、健康維持を目的とする人に向けてピラティス指導をしたり、運動機能の改善や、怪我からの回復サポートの段階でピラティスが活用されたりします

このように、ピラティスにはメディカルな側面もあるため、医療業界でも活躍できる可能性が高いです。

医療業界での活躍を希望する人は、医療的な側面からアプローチしている資格団体を選ぶといいでしょう。

資格取得後のスキルアップ方法

資格取得後、さらにスキルアップしたい人は上級資格の資格を目指しましょう。

マットピラティスとマシンピラティス両方の資格を取得する「コンプリヘンシブ資格」や、より高度な運動方法を学べる「マットピラティスアドバンスコース」が上級資格と呼ばれています

また、ワークショップに参加するのもスキルアップを目指すうえで良い機会になります。
「資格を取得して終わり」ではなく、常に最新の技術を頭に入れてレッスンを提供することで、より質の高いレッスンができるようになるでしょう。

ピラティス資格を取得して新たなステップへ!

ピラティス資格を取得することで、キャリアアップに繋がりやすくなったり、生徒から信頼されるようになり人気インストラクターへとなれたりするメリットがあります。

ピラティスインストラクターとして本気でキャリアを築きたいなら、資格取得は必須だと言えます

まずは、ピラティス資格の種類を理解し、どの団体の資格を取得したいか決めましょう。

団体によって特徴があるので自分の目的に合う団体を選ぶことで、そこで得た知識を最大限生かすことができますよ。
ピラティス資格を取得して、新たなキャリアを築きましょう!

うたぴん
うたぴん
現在、フリーランサー1児の母。学生時代は陸上競技で長距離を、卒業後はNESTA公認パーソナルフィットネストレーナーとして月間100人以上のカラダメンテナンスに従事しました。育児と仕事で忙しい毎日を過ごしながらスキマ時間でピラティスに通ってストレス発散してます。
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