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ピラティス

ピラティスは有酸素運動?筋トレとの違いやピラティスの効果を解説!

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ピラティスは有酸素運動

ピラティスは、インナーマッスルを鍛えることができるエクササイズです。
筋肉を鍛えるよりも、体幹を鍛えることによる姿勢の改善などを目指します。

ピラティスと筋トレは同じようなトレーニングだと思われがちですが、両者は運動の種類、鍛えられる筋肉が異なります。

ピラティスは有酸素運動に分類され、インナーマッスルを主に鍛えられるため、「ムキムキにはなりたくない」という人におすすめです。

この記事では、ピラティスの詳しい説明や、ピラティスに期待できる効果を解説します。

これからピラティスを始めようと思っている人や、ピラティスには興味があるけれどピラティスの効果がよく分からないという人は参考にしてください。

ピラティスは有酸素運動?無酸素運動?

ピラティスは有酸素運動

ピラティスは、有酸素運動に分類されます。

ピラティスは軽い負荷を長時間かける点がポイントで、有酸素運動では名前の通り「呼吸」が大事です。
その理由は、有酸素運動では運動時に酸素がエネルギーとなり、エネルギーを使って体脂肪を燃焼させるからです。
つまり、呼吸を意識して運動しなければ有酸素運動にならず、ピラティスの効果が最大限に発揮されないでしょう。

有酸素運動は、ダイエット効果だけでなく、高血圧、高血糖の予防や改善、骨粗しょう症の予防など、健康的に生活するために不可欠な効果が期待できます。

有酸素運動と無酸素運動の違いとは?

有酸素運動と無酸素運動の違いは、運動のエネルギーに酸素を使うかどうかです。
また、有酸素運動は軽度、中程度の負荷がかかる運動を長時間続けるのに対し、無酸素運動は重い負荷を短い時間で瞬発的にかける特徴があります。
有酸素運動にはピラティスをはじめ、ウォーキングやジョギングがあり、無酸素運動には筋トレや短距離走が当てはまります。

有酸素運動は脂肪燃焼をしたい場合に、無酸素運動は筋肉量を増やしたい場合におすすめです。

ピラティスは筋トレとは異なる?

ピラティスと筋トレは同じようなものだと思われがちですが、実は運動の種類が異なります。
ここでは、ピラティスと筋トレの違いを解説します。

<ピラティスと筋トレの違い>

  • 運動の種類
  • 鍛える筋肉
  • 誰でもできるかどうか

違い1.運動の種類

ピラティスと筋トレは、運動の種類が異なります。
ピラティスは呼吸をしながらおこなう「有酸素運動」なのに対し、筋トレは呼吸を止めながらおこなう「無酸素運動」に分類されます。

ピラティスは筋トレに比べると負荷が軽いため、長時間おこなえる点がポイントです。
また、運動を続けると脂肪を燃焼するため、ダイエットにも最適です。

筋トレはピラティスと異なり、瞬発的に大きな負荷を体に与えます。
そのため、ダイエットよりも筋肉をつけたい人におすすめです。

違い2.鍛える筋肉

ピラティスと筋トレは、鍛える筋肉が異なります。
ピラティスはインナーマッスル、筋トレはアウターマッスルを鍛える運動です。

インナーマッスルとは、体の深層部にある筋肉のことで、内臓や関節を支えています。
それに対してアウターマッスルとは、筋肉の表層部にある筋肉のことで、私たちがイメージする「筋肉」とはアウターマッスルのことを指している場合がほとんどです。

ピラティスでインナーマッスルを鍛えることで、姿勢が綺麗になったり、内臓を正しい場所に位置させたりできます。
そのため、ピラティスでは筋トレのように「ムキムキ」になることはなく、「引き締まった体」を作れるのです。

違い3.誰でもできるかどうか

ピラティスは、年齢や性別、そしてこれまでの運動経験を問わず誰でもおこなうことができます。
その理由は、ピラティスは元々負傷した兵士のリハビリを目的として考案されたエクササイズだからです。
負傷していた兵士がおこなっていたものなので、どのような人でも挑戦しやすいと言えるでしょう。

それに対して筋トレは、ピラティスよりも負荷が重いため、元々備わっている筋肉量やこれまでの運動経験によってできるかどうかは左右されます。

つまり、ピラティスは、運動経験がなかった人や体力に不安を感じる人でも取り組みやすいエクササイズなのです。

ピラティスに期待できる効果は?

ピラティスは、主にインナーマッスルを鍛えられるエクササイズです。
軽い負荷をかけ続けるため、今まで運動習慣のなかった人や筋肉量に不安のある人も自分のペースでおこなうことができます。
ピラティスは筋トレのようなものだと思われがちですが、筋トレとは運動の種類や鍛えられる筋肉が異なります。
ムキムキな体を目指したい人よりも、程よく筋肉がついていて体幹がしっかりしている体を目指したい人におすすめできるでしょう。

ここでは、ピラティスに期待できる効果を解説します。

<ピラティスに期待できる効果>

  • 姿勢改善
  • ダイエット効果
  • 肩こり、腰痛の改善
  • 骨盤の歪み改善
  • ストレス軽減

効果1.姿勢改善

ピラティスは、インナーマッスルを鍛えられるエクササイズです。
インナーマッスルは体を支えている筋肉なので、鍛えることで姿勢の改善に効果が期待できます。
猫背や反り腰などに悩んでいる人は、ピラティスをある程度継続すると改善が見られるかもしれません。

効果2.ダイエット効果

ダイエット効果

ピラティスは、ダイエット効果にも期待できます。
筋トレとピラティスは鍛えられる筋肉が異なるものの、ピラティスでもしっかりと筋肉を鍛えられます。
筋肉を鍛えることで基礎代謝が上がり、カロリー消費しやすい体へと導いてくれるのです。

ピラティスは筋トレのように負荷の重い運動ではないため、運動に苦手意識がある人でも続けやすいでしょう。

効果3.肩こり、腰痛の改善

肩こり、腰痛の改善

先に述べたように、ピラティスでは姿勢改善に効果が期待できます。
姿勢が改善されると、肩こりや腰痛などの体の不調にも良い影響が期待できると言われています。
その理由は、肩こりや腰痛などは姿勢の悪さが原因で引き起こされている可能性が高いからです。

とはいえ、体に不調があるうちは無理をせず、自分のペースでおこなうようにしてください。

効果4.骨盤の歪み改善

ピラティスでインナーマッスルを鍛えると、骨盤を正しい位置で支えることができるようになります。
骨盤の歪みは自分で認識することが難しいですが、冷えやむくみ、便秘に悩んでいる人はもしかしたら骨盤の歪みが原因かもしれません。

また、骨盤の歪みを治すことで生理痛の緩和も期待できるので、体の悩みを抱えている人はピラティスを始めるのもおすすめですよ。

効果5.ストレス軽減

ストレス軽減

ピラティスは有酸素運動なので、「呼吸」を重視してエクササイズをおこないます。
深い呼吸をしながらエクササイズすると、自律神経が整うと言われています。
自律神経が整うことで、ストレスの軽減につながるのです。

また、ピラティスは激しい動きをするのではなく、1つの動作をゆっくりとおこないます。
時間の流れがゆっくりと感じられ、日々の疲れからも解放されるはずです。

体を整える目的だけでなく、ストレス発散、精神統一のためにピラティスをおこなっている人も多いですよ。

まとめ:ピラティスは呼吸に重きを置く有酸素運動!姿勢改善やストレス発散に効果あり

ピラティスは、呼吸に重きを置く有酸素運動です。
深い呼吸をしながら1つ1つの動作を丁寧にこなしていく特徴があります。
筋トレとピラティスは同じようなトレーニングだと思われがちですが、運動の種類や鍛えられる筋肉が異なります。

ピラティスは、筋トレのようにムキムキになりたくない人や、激しい運動が苦手な人におすすめです。
筋トレとは異なり呼吸を意識するため、ストレス発散や精神統一にも期待できるでしょう。

ピラティスは、正しい動きをすることで効果が期待できます。
少しでもピラティスが気になる人は、プロのレッスンを受けてみることをおすすめします。

うたぴん
うたぴん
現在、フリーランサー1児の母。学生時代は陸上競技で長距離を、卒業後はNESTA公認パーソナルフィットネストレーナーとして月間100人以上のカラダメンテナンスに従事しました。育児と仕事で忙しい毎日を過ごしながらスキマ時間でピラティスに通ってストレス発散してます。
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