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ピラティスの資格には複数の種類があるってホント?各流派の特徴や資格取得のメリットを解説
本格的にピラティスインストラクターとして働くためには、資格を取る必要があります。
しかし、ピラティスインストラクターの資格には複数の種類があることは知っていましたか?
自分に合ったピラティス団体を選ばなければ、「学びたい内容が思っていたのと違う」となってしまうことも。
そこでこの記事では、ピラティス資格の種類や、団体ごとの特徴を解説します。
資格を取ることで得られるメリットも解説するので、ピラティスインストラクターに少しでも興味のある人はぜひ参考にしてください。
ジャンプできる目次
ピラティスの資格は大きく分けて3種類
ピラティスの資格は、大きく分けて3種類です。
<ピラティス資格の種類>
- マットピラティス
- マシンピラティス
- コンプリヘンシブ
マットピラティス
マットピラティスとは、名前の通りヨガマットの上でおこなうピラティスのことです。
スタジオで指導する場合は、グループレッスンが多い特徴があります。
また、レッスン単価は最も安く、ピラティスインストラクターの資格もオンライン上で取得できる場合が多いです。
必要に応じて、バランスボールなどの道具を使う場合もあります。
マシンピラティス
マシンピラティスは、専用マシンを用いておこなうピラティスのことです。
「リフォーマー」と呼ばれるマシンを使用することが多いです。
マシンピラティスの資格を取得したい場合は、まずマットピラティスの資格を取得しなくてはいけません。
マットピラティスとは異なり、マンツーマンでおこなうパーソナルレッスンを担当する場合が多いです。
マットピラティスよりも単価が高い特徴があるものの、ピラティスインストラクターの資格を取得する場合には通学が必須な場合がほとんどです。
コンプリヘンシブ
コンプリヘンシブとは、マットピラティス、マシンピラティスどちらの資格も取得している状態を指します。
どちらのピラティスも教えられるため、就職や転職に強いです。
また、ピラティスインストラクターとしてしっかり稼ぎたい人は、コンプリヘンシブを目指すのがおすすめです。
とはいえ、ピラティスインストラクターの資格取得にかかる費用が最も高くなるので、予算をしっかり確保する必要があります。
ピラティスには流派がある?
実は、ピラティスは1つの方法や様式だけでなく、複数の流派があります。
複数の流派に分かれた理由は、ピラティスの開発者ジョセフ・ピラティス氏の死後、弟子たちによって独自の流派が作られ、それが世界各国に広まったからです。
ピラティス氏の弟子たちは、医師、トレーナー、ダンサーなどさまざまな背景を持っていたため、それぞれの目的に合ったピラティスを作り出していきました。
流派によって資格取得団体が異なるため、ピラティスインストラクターの資格を取得する際は、それぞれの団体の特徴を知り、自分に合ったところを申し込むようにしましょう。
ピラティスの資格を取得する方法
ピラティスの資格を取得するためには、通学またはオンラインで授業を受ける必要があります。
ここでは、ピラティスの資格を取得する方法を詳しく解説します。
<ピラティスの資格を取得する方法>
- 通学制スクールに通う
- オンラインの資格講座を受講する
通学制スクールに通う
1つ目は、通学制スクールに通う方法です。
通学制スクールに通うメリットは、実技を含め実際に目の前で授業を受けられるため、理解しやすく、学びを深められる点です。
そして、資格取得後のサポートを実施しているスクールも多く、安心感を得られます。
しかし、オンラインの講座に比べると、費用が高くなる場合がほとんどです。
また、通学時間や交通費などがかかるため、時間や金銭的に余裕のある人でないと、スケジュールによっては通うのが難しいかもしれません。
オンラインの資格講座を受講する
2つ目は、オンラインの資格講座を受講する方法です。
オンラインの資格講座であれば、近くにスクールがない人でも、ピラティスインストラクターの資格取得を目指せるメリットがあります。
また、基本的には好きな時間に好きな場所で講座を受けられるため、スキマ時間を使って効率的に学べます。
しかし、実際に講師が目の前にいるわけではないため、実技などのより高度な知識は理解しにくい点がデメリットです。
本格的にピラティスインストラクターとして活躍したい場合は、通学制のスクールとうまく組み合わせる必要がありそうです。
【ピラティス資格の種類】7つのピラティス流派と特徴を解説
先に述べたように、ピラティスには流派があります。
そのため、ピラティスの資格を取りたい目的や、どんな場面で生かしたいかによって自分に合うピラティス団体は異なります。
ここでは、代表的な7つのピラティス流派とその特徴を解説します。
<7つのピラティス流派と特徴>
- BASI PILATES
- Polester Pilates
- STOTT PILATES
- Peak Pilates
- Balanced Body
- FTP Pilates
- PHI Pilates
流派1.BASI PILATES(バシ ピラティス)
1989年にアメリカ・カリフォルニアで創設されたピラティス教育団体です。
BASI PILATESは、世界最大規模の流派とも言われており、世界30カ国で活躍しています。
ピラティスのオリジナル様式に、科学的知識やダンス、ヨガなどさまざまな要素を組み込んでいる特徴があります。
流派2.Polester Pilates(ポールスター ピラティス)
1992年にマイアミで創設されたピラティス教育団体です。
Polester Pilatesの特徴は、臨床治療とピラティスを融合させたリハビリテーションの内容に特化している点です。
医療系に特化しているため、理学療法士やトレーナーがスキルアップのために取得することも多い資格です。
流派3.STOTT PILATES(ストット ピラティス)
STOTT PILATESは、1988年にカナダ・トロントで創設されたピラティス教育団体です。
STOTT PILATESは、怪我を回避すること、そして自然でリラックスした心身を目指すことを目標としています。
1つ1つの動作に対して、モディフィケーション(修正)が多い特徴があるため、その人に合うようにカスタムしやすい特徴があります。
流派4.Peak Pilates(ピーク ピラティス)
Peak Pilatesは、コロラド州で発足したピラティス教育団体です。
Peak Pilates独自の養成プログラムが用意されており、ピラティスの教え方に重点を置いたスクールなので、インストラクターを目指す人にピッタリな流派だと言われています。
流派5.Balanced Body(バランスド ボディ)
Balanced Bodyは、サンフランシスコに拠点を置くピラティス教育団体です。
ピラティスマシンを製造している「バランスド ボディ」による流派であり、ピラティスインストラクターとして働くための教育プログラムに力を入れています。
豊富な知見のあるピラティスインストラクターを目指せるでしょう。
流派6.FTP Pilates(エフティーピー ピラティス)
FTP Pilatesは、1991年にイギリス・ロンドンで創設されたピラティス教育団体です。
ロンドン発祥のフィットネスに力を入れている特徴があり、総合的に広くピラティスを学びたい人におすすめできます。
資格取得までの期間も短く、マットピラティスに特化している団体です。
流派7.PHI Pilates(ピーエイチアイ ピラティス)
PHI Pilatesは、米国を拠点とするピラティス教育団体で、リハビリテーションに重点を置いているのが特徴です。
PHI Pilatesは姿勢改善に効果のあるエクササイズを得意としており、体の活性化を目指す特徴があります。
ピラティスインストラクターのために保険「ピラティス保険」も用意されていますよ。
ピラティスの資格を取得するメリット
最後に、ピラティスの資格を取得するメリットを解説します。
<ピラティスの資格を取得するメリット>
- スキルの証明になる
- 給与アップにつながる可能性がある
- 仕事の幅が広がる
メリット1.スキルの証明になる
ピラティスインストラクターは、資格がなくても働くことは可能です。
しかし、ピラティスインストラクターの資格を持っていることで、スキルの証明になり、インストラクターとしての信頼度もアップするでしょう。
メリット2.給与アップにつながる可能性がある
ピラティスインストラクターの資格を持っていたほうが、無資格で働くよりも給与が高くなる可能性もあります。
先に述べたように、資格を持っていることで信頼度が上がるため、給与にも反映されやすくなるのです。
メリット3.仕事の幅が広がる
資格を持っていることで、仕事の幅が広がるメリットもあります。
ピラティスインストラクターを本業にしなくても、副業として稼ぐことも可能です。
そのほかにも、イベントやセミナーに登壇したり、講師活動をおこなえたりなど、資格を持っていることで仕事の幅が広がりますよ。
まとめ:ピラティスの資格には種類が複数ある!自分の目的に合ったピラティス団体を選ぼう!
ピラティスの資格には、複数の種類があります。
そのため、各団体の特徴を押さえて、自分の目的に合ったスクールを選ぶことが大切です。
無資格でもピラティスインストラクターとして活動は可能ですが、より本格的に活動するためには資格の取得は不可欠です。
また、資格を取得しておくことで、インストラクターとしての自信にも繋がり、キャリアアップにも期待できるでしょう。
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